健康と環境>インフルエンザウイルスが嫌いなものってなーに？

毎年のように流行するインフルエンザ。
風邪とは違うウイルス感染症だということはご存知だと思います。
同じ地域で流行しても、かかる人とそうでない人がいるのは何故でしょう？

日頃の手洗いやうがいをきちんとしているかどうかにもよりますが、
インフルエンザウイルスが活動しやすい環境の中で生活するのと
そうでない場合とでの違いもかなり大きいのです。
では、インフルエンザウイルスが活動しやすい環境とは
いったいどんなものなのでしょうか？
インフルエンザウイルスが最も嫌うのが湿気です。
湿度がある程度あればウイルスは活動しにくくなります。
逆に室内が乾燥していると、ウイルスは活発に活動します。
冬にインフルエンザが流行するのは、夏に比べて冬の方が
湿度が低く乾燥しやすいためです。
乾燥した部屋の中のドアノブやテーブルの上など、人の手などが
頻繁に触れるようなところにウイルスは多く付着しています。
ですから、感染しないようにするためにはまず部屋の湿度を
上げることです。加湿器を設置するのもいいでしょう。
加湿器がなければ、洗面器などに水を張って部屋の中に
置いておくのもいいでしょう。

あとは部屋の換気をこまめにしながら、できれば消毒薬で
拭き掃除をすると完璧です。
もちろん、うがい手洗いは最低限必須です。