健康と環境>花粉症の原因はアスファルト道路？

　花粉症・・・と聞いただけでくしゃみが出る人がいるのでは？
そういえば、花粉症ということば、昔は聞かなかったような・・・。
確かに花粉症は昔もあったことはあったんでしょうが、
社会の近代化にともなってグンと増えてきたのではないでしょうか？

スギやブタクサは昔からありましたし、その花粉も昔から
舞っていたはずです。
でも何故近年花粉症の人が増えてきたんでしょう？
ひとつは自動車です。
自動車から出る排気ガスは花粉ではありませんが、
人間の鼻の粘膜を刺激するに十分な力を持っています。
特にトラックなどのディーゼルエンジンから出される微粒子は
鼻にとっても身体にとってもいいものではありません。
あと、道路のアスファルト化によって花粉が常に道の上に
たまっているので、ちょっと風が吹いたり車が通るだけで舞い散ります。
地方よりも都市部で花粉症が多いという報告もあります。
きっと、アスファルトやコンクリートジャングルの影響で
花粉が土によって分解されずにたまっているせいでしょう。

近年の花粉症の増加は人間が自ら起こした現象と言えます。
便利さを追求するあまり、それと引き換えに人間は
自分たちの身体を犠牲にしています。
便利さや効率だけでなく、人間に優しい環境とのバランスを
一人ひとりが考える時期が来ていると思います。