健康と環境>脂肪の摂りすぎで目が見えなくなる？

　日本人の食生活が欧米型に変わリ始めた第二次大戦後あたりから
それまでにはなかった新しい目の病気が増えました。
「加齢性黄斑変性」がそれです。

加齢性黄斑変性とは、網膜の中心にある黄斑というところに
異常な老化現象が起き、視力や視野が低下する病気です。
視野の中央がよく見えなかったり、ゆがんで見えたり
暗く見えたりするのが特徴です。
新聞などを読むときに、読みたい部分がよく見えずに
不便な状態に陥ります。
欧米では中途失明の原因のトップがこの加齢性黄斑変性です。
この病気、戦前の日本ではそれほど多くありませんでした。
しかし、食の欧米化によって脂肪分を大量に摂取するように
なってから急激に増えてきました。
つまり、過酸化脂質による活性酸素が目に酸化ストレスを
与えている事がこの病気の大きな原因と考えられているのです。

その他にもパソコンの影響や、社会的な構造変化に伴う
ストレスなど、近代化の影響も原因と考えられていますが、
食生活を戦前の状態に戻す事は容易な事ではありません。
そこで積極的にサプリメントを摂る事をお勧めします。
過酸化脂質による酸化ストレスには「ルテイン」がいいようです。
ルテインは野菜や果物に多く含まれている成分ですが、
サプリメントで摂る事によって、効率よく吸収されます。
自分の目は自分で守る。是非積極的に摂取してみて下さい。